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ネットショップの商品仕入れを成功させる4つのポイント

ネットショップの商品仕入れを成功させる4つのポイント

ネットショップの商品仕入れを成功させる4つのポイント

――“なんとなく選ぶ”では、絶対に売れない。売上と利益を生む仕入れの思考法

【はじめに】仕入れがすべての“始まり”である

ネットショップで成果を出すうえで、「何を仕入れるか」は最初で最大の判断です。

なぜなら、仕入れた商品が…

  • そもそも売れなければ在庫を抱える
  • 売れても利益がなければ疲弊する
  • ブランドイメージとズレていればファンが定着しない
  • 競合と丸かぶりしていれば差別化が難しい

今回は、ネットショップを成功に導くために、
「仕入れ前に絶対に抑えておきたい4つの視点」を構造的に解説します。

ポイント①:「売れるか」ではなく「誰にとって必要か?」で選ぶ

“売れている商品”や“バズっているアイテム”を基準に仕入れるのは危険です。

「うちのお客さんにとって、これは必要か?」という視点こそが重要。

✔ 売れない仕入れの典型例:

  • メルカリで人気=ECでも売れると思って仕入れた
  • 他店のランキング上位商品をそのまま真似した
  • 単価が安くて利益率が良さそうだから、とりあえず仕入れた

共通しているのは、「お客さんの顔が見えていない」ということ。

✅ 正しい仕入れ思考:

  • ターゲットの悩みや欲求に合致しているか?
  • 「なぜ必要か」を言語化できるか?
  • 「これじゃなきゃ」と思える理由があるか?

仕入れは「関係づくりの入り口」。
誰のために仕入れるか?を忘れないことが鍵です。

ポイント②:仕入れの時点で「販売導線」が描けているか?

仕入れ=商品選定ではなく、「どう売るか」までを含めて仕入れです。

✔ 仕入れ前に描くべき導線:

  • 流入元(広告?SNS?SEO?)
  • 購入シナリオ(初見/比較/リピート)
  • 訴求軸(価格?機能?ストーリー?)
  • LP構成イメージ(冒頭に何を?中盤に何を?)

✅ 結論: 売れる条件ごと、仕入れる。

売れる商品ではなく、「売れる設計ができる商品」を選びましょう。

ポイント③:「利益構造」を最初に設計しておく

見落とされがちなのが「利益構造の設計」です。

✔ よくある失敗:

  • 粗利率が低く、広告費が吸収してしまう
  • 値下げしないと売れず、在庫が滞留
  • 利益は取れているが、返品・保管コストで赤字

✔ 利益設計チェック:

  • 粗利率と1件あたりの利益額、どちらも確認しているか?
  • 広告CPAとバランスが取れるか?
  • セット販売や同梱でLTV最大化ができるか?

利益が出せる構造を「仕入れ時点で」設計することが重要です。

ポイント④:ブランドと“未来のラインナップ”を意識する

短期的な売上だけで商品を選ぶと、「何屋か分からないEC」になります。

✔ ブランド視点での仕入れチェック:

  • この商品から将来どんなシリーズ展開ができそうか?
  • この商品を買う人は、次に何を欲しがりそうか?
  • この商品はライフスタイルや価値観と結びついているか?

仕入れとは「関係を持つこと」。
在庫を積む行為ではなく、ブランドの未来をつくる行為です。

まとめ:仕入れは“戦略”であり、“ブランド設計”である

ポイント 視点
① 誰のためか? ターゲットの「必要性」から選ぶ
② どう売るか? 販売導線まで設計しておく
③ いくら残るか? 利益率×販売構造でシミュレーション
④ どこへ向かうか? ブランドの未来につながるかを考える

ManyCの視点

私たちManyCでは、広告やLP制作だけでなく、
「仕入れ=売れる構造づくり」まで支援しています。

・仕入れたけど売れない…
・利益は出てるのに、なぜかお金が残らない…
・ブランドの軸が定まらない…

そんな課題は、「仕入れの視点」を見直すことで大きく変わります。

売れる商品を選ぶのではなく、売れる構造を一緒につくる。
それが、私たちのEC支援スタイルです。

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